Bonx Gripをロードバイクサイクリングで使ってみたインプレ
Bonx Grip とは
今雑誌やネットで話題になっている、簡易無線機。
ロードレースの練習でプロチームも使ってるらしい
無線機といっても難しいものではなく、スマホの回線を利用して専用アプリで音声データを飛ばす。
機械学習で人の声を学習しており、人が声を発したときにだけ通信が行われるのでスマホの通信料、バッテリーにも優しい上に風のノイズを相手に送らない。
設定も簡単なので、2つ購入しておいて、出先でその日走る友人に一つ渡して会話する際も時間をとられず快適だ。
LINEの通話じゃだめなのか?
- スマホのバッテリー消費が激しい
- 通信料めっちゃかかる
- 風の音が凄すぎて全く聞こえない
- 常時相手の風の音が聞こえる
- 密閉型イヤホンだと外部の音が聞こえない
上記理由により、不快すぎたため廃止になりました。
ロードバイクに乗ってBonx Gripを使ってみました。
フィールドはいつもの彩湖、少し風が強い風速3M程度の日でした。
装着感
周りの音を聞き取れるようにするためか、少しフィット感がない印象。
ただ、周りにゴムがついているので落下するような気配はなく、つけていて安心感のある付け心地。
周囲の音もちゃんと聞き取れる。
通話モード
- 声を出せば自動で送信されるモード
- 耳のボタンを押してる間だけ送るモード
通話は2パターンモードが用意されている。
基本的には自動送信モードで全然大丈夫であった。
本当に風のノイズや、息切れの音が入らないので問題ない。
ちゃんと通話できたのか?
結論:速度が速いと厳しいが、基本的には可能。
低速のゆるぽた
25キロくらいでまったり走るのであれば、普通に声を発すれば音を拾ってくれる。
音質も最低限聞き取れる音質で通信料を節約してる努力がうかがえる、素晴らしい。
彩湖の中だけでのコミュニケーションですが、そこそこ快適ではありました。
- 橋の上で待ってる
- 自販機行ってるわ
- もう一周してくる
速度が30キロオーバーあたりになると・・・
このBonx Grip風が強くなると、一定以下の音を切り捨てるようになるので、真横並走時程度の声の大きさで発音する必要がある。
室内で友達に通話するような声量だと認識されない。
バッテリーどれくらい持つのか?
今回彩湖で3時間ほど利用してみました
iPhoneX 消費量25% Bonx Grop 消費量20%
全然余裕ですね。
実際に通話してるのは全体の10%にもいかないと思いますので。
一日中走る過酷なレースとかでない限り全然大丈夫なのではないでしょうか。
公式でもずっと通話状態で7時間持つと書いてあります。
総じて買ってよかったか?
まだ2回しか使ってないですが、個人的には良かったです。
ただ万人にお勧めはできないです。
何よりも値段が高い、2つで3万円ほどしますので、決してコスパが良いとは言い切れないです。
ロード始めたばかりで機材がそろってない方であれば、良いタイヤやホイール、ウェアなどを先にそろえるとよいと思います。
友人とライドに行くことが多い人にはおすすめです。
先頭と最後尾の2人がこれを持っていれば小さなコミュニケーションが円滑になります。
- パンクの連絡
- 信号で止まった
- 見失った
- 補給したい
定期的に後ろを確認しなくていいのもうれしいですね。